はっぴにはポケットが無いことがほとんどなので「手荷物はどうしたらいいの?」と疑問に思う方もいることでしょう。はっぴを着るときには、腰に巾着袋をつけて手荷物を入れるのが粋とされています。
はっぴの腰に巾着をつけておけば、貴重品を常に持ち歩けるので安心ですね。そこで今回は、はっぴを着ているときの巾着のカッコいい付け方や使い方について紹介します。
はっぴに似合う「腰下げ巾着袋」とは?
はっぴを着るときには「腰下げ巾着袋」というものを使うのが一般的です。腰下げ巾着袋には長いひもと、根付と呼ばれる飾りがついています。このひもを、はっぴの帯に2~3回ぐるぐると巻きつけ、あとは根付をひもの間にひっかければOKです。
このとき、根付の部分にひもをきちんと引っ掛けておかないと、帯に巻いた巾着袋のひもが解けてしまうことがあります。貴重品を入れた巾着袋をお祭りの最中に落とすのは一大事なので、きちんとひもを固定しておくことが肝心です。
はっぴに合う巾着風のポシェットもある
はっぴをスタイル良く着こなしたい方は、巾着もスタイリッシュなものを選んでみましょう。和風のキーホルダーや名前入りの木札を付けて、オンリーワンのポシェットにアレンジするのも素敵ですね。
帯を使わずにはっぴを着る場合、巾着袋ではなく和風のポシェットを使う方もいます。ポシェットには、巾着袋型のものや、チャックやボタンのついたポーチ風のものなどがあります。ポシェットは、はっぴを身に着けたあとに肩から斜めがけに下げるだけなので簡単です。
はっぴの巾着袋には何を入れるべき?
はっぴの巾着袋に入れるべきものは特に決まっていないので、好きなものを入れて持ち歩きましょう。小銭入れやスマートフォン、家の鍵などの貴重品などを入れて持ち歩けば、お祭りの最中も安心ですね。入れるものが特に無いときには手ぬぐいを畳んで入れておくとよいでしょう。
お祭りでは水をかぶったりお酒を浴びたりすることもあるかもしれません。巾着袋の中身が濡れる心配があるときには、チャック付きビニール袋などに貴重品を入れてから巾着袋にしまっておきましょう。
はっぴを着るときには、巾着を腰にぶら下げて粋なイメージを演出しましょう。華やかな和柄の巾着やシックな藍染の巾着など、はっぴ姿に合う巾着の種類はたくさんあるので、お気に入りのものを選んでみてくださいね。