はんてんを着こなしたいけれど、大きすぎてうまく着こなせないというお悩みもあるかと思います。大きいサイズのはんてんは、自分の体にぴったりと合うようにサイズ直しのリメイクを施してみましょう。
今回は、大きめはんてんを理想のサイズにするための、サイズ直しのテクニックについて紹介します。
サイズ直しは左右対称になるよう気をつける
はんてんのサイズ直しをするときには、大きすぎず小さすぎない自分に合ったサイズに仕上げたいものですよね。理想的な大きさに仕上げるためには、でき上がりのサイズのイメージに近いTシャツなどを用意し、その大きさに合わせてサイズ直しをしていくのがおすすめです。
はんてんにシワがあると誤差が発生し、左右対称ではないいびつな仕上がりになってしまいます。まずははんてんに綺麗にアイロンをかけておきましょう。
はんてんの袖をサイズ直しする方法
はんてんの袖は両脇から丁寧に縫い目を外していきます。外した袖は左右対称の大きさになるよう注意しながら、直したいサイズになるよう印をつけていきましょう。モデルとなるTシャツがあれば、これに直したいはんてんを重ねて、サイズを測りながら印をつけていけばOKです。
あとは、印に沿って袖を小さめに縫い合わせ、もとのはんてんに袖を縫いつけていきましょう。
はんてんの肩幅や裾もサイズ直しできる
はんてんの肩幅や丈が大きいというときにも、サイズ直しをしてみましょう。まずは、体に合うサイズの肩幅や丈になるよう印をつけていきます。肩幅は印に合わせて袖を縫いつけるだけなのでサイズ直しも簡単です。裾丈は衣服の裾上げをするのと同じような感覚で縫っていけばOKです。
ミシンを使えばサイズ直しも簡単
サイズ直しのあとには、裏から低温でアイロンをかけてから裏返せば完成です。
サイズ直しは手縫いでもできますが、多機能型のミシンを使えば簡単です。布の端を処理できるロックミシンや、まつり縫い機能のあるコンピューターミシンを使って、上手にはんてんのサイズ直しをしていきましょう。
はんてんが大きく身につけにくいとお悩みなら、ぜひサイズ直しをしてみましょう。サイズ直しはプロに頼むという手もありますが、セルフでも意外と簡単にできるものです。上手にサイズを直して、愛着のあるはんてんを長く使い続けましょう。