お祭りやライブイベント、販促、学園祭、よさこいダンスなど……はっぴを身に着ける機会は意外にもたくさんありますが、その際に注意しておきたいのがサイズの選び方です。
カッコよく粋にはっぴを着こなすためには、自分に合ったサイズを選ばなければなりません。しかし、はっぴは一般的な洋服とは異なり、身幅や丈、袖丈など、見るところがたくさんあります。どのような基準でサイズを選べば、自分にぴったりのはっぴを手に入れることができるのでしょうか。
今回は、自分に合ったはっぴを選ぶためのポイントをご紹介いたします。
はっぴのサイズって?
普段わたしたちが着ている洋服には、S・M・Lという表記がされていますが、はっぴにはこのようなサイズ表記がないのが一般的です。
実は大人用のはっぴの場合、身幅(はっぴの横の長さ)はどれも同じであることがほとんど。
もちろん例外はありますが、身幅の長さはどれもほとんど変わらないと思っていてOKです。
はっぴは七分袖や五分袖として着ることが多いため、多少長くても短くてもカッコ悪く見えることはありません。どうしても丈が気になるという場合は、自分でバランスがいいと思うところで切ってしまうという方法もあります。はっぴは比較的簡単な構造をしているので、裁縫が苦手な方でも簡単に丈詰めができますよ。
はっぴの着丈の長さに注目してみよう
身幅はどれもほとんど変わらないのが一般的ですが、着丈(縦の長さ)ははっぴによって異なります。はっぴの着丈の長さは主に2つ。お尻がすっぽりと隠れるほどの長さがあるものと、お尻の上に裾がくる短めのものです。
上品さや優雅さなどを重視するのなら丈が長いものを、粋な雰囲気やカッコよさ、豪快なお祭り感を演出したいという方は短めのものを選ぶといいでしょう。
しかし、自分の身長に対してあまりに短すぎると、寸足らずになってしまうので格好がつきません。少し大きいくらいのほうがカッコよく粋な雰囲気が出やすいので、長めの丈のものを選ぶことをおすすめします。大きいぶんには丈詰めをすることで調節ができるので、自分の身長にぴったりと合わせることができますね。
普段着のように着るものではないからこそ、サイズ選びは難しいですが、オーダーメイドであれば身長に合わせてはっぴを作ることも可能です。
体が標準よりも大きい方や小さい方は、ぜひはっぴ制作の会社に相談してみてくださいね。